【作例】SEL35F14GM FE 35mm F1.4 神レンズをレビュー
私について
大分県在住の医学生
写真とかが好き。ちょこっとWeb系のプログラマ。
なんか色々手広くやってるので、医療系サイト最大手のm3(エムスリー)に紹介されたことも。
地方のフォトコンを含めたら受賞した数が多すぎて忘れるぐらい。とりあえず大分では何回か一位を取ってる。
美少女図鑑2021大分大会メインカメラマンを務めさせていただいて、見事私が撮影した白石花恋さんが2021年のグランプリに。
といった経歴。最近はポートレートメイン。
大好きな画角35mm
僕は35mmが大好きで大好きな人間です。
メインの単焦点は、35mmと85mmで運用しています。
3年以上 35mm F1.4 DG HSM | Art を愛用してきて何千枚も撮りました。
やはり僕にとってポートレートは35mmと85mmなんです!一般的には50mmが重宝されると思いますが・・。
実は前のブログに、その愛用していた35mmを紹介&手放した話をしています。
そしてその最後に、SEL35F14GM もとい SONY FE 35mm F1.4 Gmasterを購入した話をしました。
いつか35mm GMの紹介をしようと思ったのですが、ちょうど半年経ってかなり手に馴染んできたので、作例とともにお伝えしようかなと。
FE 35mm F1.4 Gmaster の作例
先ずはポートレート。大好きな由布岳登山口にて。
F1.4開放の切れ味がスゴイのがこのレンズのいいところ。
開放でも全く描写に心配がない。心配がなさすぎてその存在を忘れさせるほど。やっぱりポートレートは開放でどれだけ撮れるかが気持ちよさに直結すると思います。
またF2に絞るとさらに描写力が上がります。ポートレートではあまり使うことはありませんが、スナップなどではF2〜F4にするとかなり気持ちいい絵を吐き出してくれます。
また絞り環がレンズ側についているので、直感的に(オールドレンズ的に)調節できるのもめちゃくちゃグッド!です。
もちろん暗所に強いので、ライブ撮影なんかもできちゃいます。
これまた35mmがもつ画角の魔力かと思います。目で見たような画角だからこそ、ちょっと繁雑だけど、またそれがいい。整理されきってないリアルワールド感が。
ポートレート
さぁ!35mmの醍醐味であるポートレートの作例も見ていきましょう。
実は以前所有していたSIGMA 35mm 以上に、高コントラストなのです。だから状況によってはフィルターを噛ましたり、現像で少しコントラストを落としたりなんかもします。
でも元々の描写力があるので、画質が落ちることはあまり心配なくてもいいのがこのレンズのいいところ。
むしろフィルターあんまり好きじゃなかったんですけど、このレンズに出会ってから積極的に使うようになりました。
やはりポートレートと言えば、透明感。開放の透明感ももちろんバッチリです。
ただ35mmでこういうボケを作ろうと思うと、かなり近寄らなければいけないのが難点ですが。やはりGマスターはボケが美しい・・。
Gmasterはやはりボケ命です。カクカクとならないで、かなりなめらかなボケ。それでいてコンパクトで描写がいいこのFE 35mm F1.4 Gmaster。この一本だけでお腹いっぱいにさせてくれるでしょう。
このように全身も写すことができます。ちょうどこの35mmの距離感がモデルさんと対話するのにいい距離だと僕は思っています。モデルさんの顔や目を見ながらファインダーに集中できるかなと。
ちなみにコンパクトな分、周辺減光がなかなかエゲつないのでポートレートでは補正は必須かもしれません。(むしろ補正できる分なら、どんどんやって欲しい派)
日常
先程も言いましたが、Gmaster、または他メーカーも含め35mmの中では、かなりコンパクトなレンズです。このコンパクトさがこのレンズを選ぶコアになるでしょう。
近接能力もかなり高いので、こんな写真も。しかもボケが美しいので、近づくことになんら躊躇いがない。これは本当に大事なこと。
このレンズを手に入れて最初にとった写真。トロットロのボケ。コンパクトなので悪目立ちしないし、バランスもいいのでカフェに近づけてもそんなに慌てない。
なんてことない写真でも、うまくなったような気がするのがこのGmaster。後ろの円形のボケ、ほんと後で見返すときれいだな。
滝を撮影。実はかなり暗かったのでF1.4の開放で撮影しています。緑が結構きれいに出てくれるのでいいね!!
ボケなしでも35mmなら構図で勝負!!50mmや85mmだと構図に対する理解がどうしても散漫になってしまうけれど、真剣に構図に向き合うなら35mmほんとオススメします!!
まとめ
駆け足になりましたが、こんな感じの作例でした。マジでSEL35F14GM買ってよかったですが、もはや買う前からどんな感じかわかっていたので感動が少なめです笑
というかいいレンズ過ぎて、存在感を感じさせないというのが正直なところ。
一応、僕が気に入っているところを上げると
- 先ずめちゃくちゃコンパクト!
- 絞りリングがある
- 描写が開放から最高
- 近接撮影もお手の物
- GMのボケ
- GMという赤バッジの謎の所有感
ですね。逆に気になるところを上げると
- 周辺減光がなかなか(補正前提)
- 口径がちっちゃくてなんか気になる
- なんか軽くて強い感じがしない笑
くらいですかね。
個人的には、軽くって持ち歩けるF1.4。操作性最高の絞り環。そしてGMのボケと描写力。この三点セットで、他の35mmが眼中になかったです。それくらい最高のレンズです。
たぶん他に代えが効かない逸品だと思います。(当たり前だがその分しっかり値段は高い。)
これ一本あればなんでもできるじゃん!そういうレンズです。もし35mmが気になったらこれ買うしかないと思いますよ。他のレンズ買っても、どうせこのレンズ気になりますから・・。
クロスフィルターで若干ソフトフィルターみたいな効果を狙ったり。
一粒で色んな味が楽しめる35mm。これからもずっと使い倒していこうと思います。
ではでは!またレンズ談義とかポートレート談義、暇なときに書きます!よかったら他の写真記事も見てね〜!