室内撮影とストロボのススメ [Godox AD300pro レビュー&作例]

はじめに

写真家で、医師で、趣味プログラマの人間です。

写真に関しては、地方のコンテストも合わせると数え切れないくらい優勝しています。美少女図鑑2021の地方大会のカメラマンをしたり。ちなみに私が撮影した「白石花恋」さんがその年の全国大会優勝を飾りました。嬉しい。

Godoxと僕の出会い

Godoxは最初にV860を買って、その後モノブロックが欲しくなりAD200を買いました。

もちろんProfotoも気になったのですが貧乏学生だったので、AD200で精一杯でした。

イルコさんの写真教室に行った時に、イルコさん自身がAD200も使っていたので、プロの現場でもなんとか使えるのだなと納得してモノブロックにしました。

全くの初心者だったのですが、オフカメラライティングをめちゃくちゃ勧められました。あの時しっかりと勧めてくれたイルコさんがいたからストロボ撮影にハマったのかなと・・。

そこからは狂ったように日中シンクロの撮影をしました。AD200は本当にいいストロボでした。小さくてパワフル。チャージ時間もそこそこ速くて文句なしでした。

オフカメラライティングと屋外ポートレートについては僕の前のブログに書いてますので良ければご一読いただければ。

【写真技術】僕が屋外ポートレートにストロボをオススメする理由
こんにちは!フォトグラファーのikoraです。今回は僕が得意とするストロボを使ったポートレートについて。しかもスタジオじゃなくて屋外でストロボを使うんです!ぜひもう一段上のポートレートを目指している人に読んでほしいです。

部屋撮影とストロボ

僕が住むエリアには何故か貸しスタジオが一つもなく、従ってスタジオ×ストロボ撮影が全然出来ませんんでした。

ストロボといえば一般的にはスタジオ撮影がメインなのに、僕は日中シンクロばっかりやっていました。

この写真は近くの大学生(ウズベキスタン人だった気が・・。)がモデル事務所に送る宣材写真が必要ということで撮った、数少ないスタジオ写真です。(とは言っても大学の部屋に白ホリを建てるという簡素なスタジオ設営でしたが。)

慣れない英語でのやり取りがちょっと大変でしたね笑

あとは自分の履歴書の写真を撮る時に、家で簡易のスタジオを建てましたね。

証明写真機はおろか、自分で細かく設定できる分、どこの写真スタジオよりも盛れますからね・・。

ちなみに下は履いてません。フリちんです。フリちんだと合格するという謎ジンクスを持っているので・・。(大学受験もこれで乗り切った)

もちろん就活(第一志望)は無事合格しました。

Godox AD300proとの出会い

そもそもAD200で満足していたので、これ以上のモノブロックが必要かは微妙でした。2灯目を買うつもりではいましたが、次もAD200にするつもりでした。

(AD200は本当に人気機種で、僕が3年前にAmazonタイムセールで買ったときには25000円だったのが、今や4万円前後で販売されてます)

が、その時は突然やってくる。

この写真を撮った日は風が強く、貧弱なスタンドで撮影してたのですが、風に煽られ真っ逆さま。液晶が全部割れてパワーが確認できなくなりました。

仕方なくAD200を買い直そうとしたら、買ったときの1.5倍以上の値段・・。

ということで、円筒形で耐久性もありそうなAD300proを買うことを決めたのでした。

Godox AD300proのいいところ

モデリングライト

色温度から強さまで調整できるモデリングライト。

これ、めちゃくちゃいいです!!AD200にはないですが、部屋撮影だとLEDライトの代わりになるモデリングライトも多用します。

僕はどちらかというと確認用というより、モデリングライト1灯でこんな漢字の写真を撮ることが多いです。

Godox マウント

ストロボにはBowens mountなど様々なマウントがありますが、なかなか装着が面倒です。

AD300proからは、その円筒形にマッチするGodoxマウントなるものに対応しています。

これがあるとソフトボックスの装着が本当に楽!!型に合わせてスライドするだけで大型のソフトボックスがらくらく装着できます。

僕はこのソフトボックスを使っています。Godoxマウント、もっと流行ればいいのにな。

光量

もちろん光量も申し分ないです。日中シンクロや、黒になった被写体を持ち上げるのにはなんら不都合ありません。

ただしその分チャージタイムが長い気もします・・・。

Godox AD300pro と部屋撮影

ということで、Godox AD300proと部屋撮影の話をば。

ちなみにスタンドはManfrottoを使っています。以前のようにコケるのも嫌ですし、GODOX AD300proとソフトボックスが大きいので、安定したやつが欲しいですもんね。

空気圧で徐々に下げてくれるやつなんで、これまためちゃくちゃいいです。

セッティングはこんな感じで被写体45度の角度から、ソフトボックス1灯でやっています。

確かストロボのパワーは最小の1/256かその次の1/128だったと思います。

開放で撮影したので、それくらい弱くしなきゃ難しいですね。でもディフューズ感といいかなりいい感じに撮影できます。

白飛び寸前の写真。部屋って暗いので、やはり1灯ストロボあるだけで全然違います。強すぎたらモデリングライトとして使ってもいいですしね。

玄関。全部電気を消したのでほぼ真っ暗です。壁に当てることで白っぽい上から射す光を演出。ちょっとホラーっぽく。

実はこれは、次のレビューで書く予定の写真です。カラージェルと部屋撮影とGodox AD200 AD300pro2灯のレビュー記事予定です。実際はV860も合わせて3灯だった記憶が。

ここでもモデリングライトが大活躍だったので早くご紹介できたらと思います。

こちらはシンプルに斜め上から照らした写真ですね。影が結構つきます。あとはストロボの光だけで撮影しているので、余計な光を考慮しなくていいのもパワフルなAD300proの恩恵ですね。

上から照らすことでシンクロっぽい写真を撮ることも。一部見えている後ろの光芒はV860の光です。

あとは光がそこそこ当たる部屋だったら、真正面から当てて調和した光を作ることもできます。

先ほどと同じように後ろにほどほどの光があれば、それに光量を合わせて撮ればいいと思います。

円形なのか、ディフューザーの効果なのか、AD200より柔らかめの光を演出できます。AD200はもうちょっと硬い一直線な光なので。

最後に

如何だったでしょうか?

GODOX AD300proと部屋撮影です。

実は後日もう一つGodox AD300proについてのレビューを書くつもりです。こちらは導入的な話でしたが、もっと実践的にAD300proを使った撮影をあげていきます。(モデリングライトの駆使、カラージェル撮影などなど)

もし質問等ございましたら、気軽にSNSで声かけてください。

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粒の振る舞い, 自己増殖, そしてつながりと感情
Daichi Nagashima

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